== 1.テーマ == 情報セキュリティシステムの基礎と応用 == 2.演習概要 ==  本演習では、利用者の立場ではなく、設計・開発者、運用・管理者としての視点で、情報システムの構築技術やコンピュータネットワーク技術を活用した、情報システムやネットワークのセキュリティ問題の解決方法等について研究開発を行います。  本演習で行なっている研究の基礎としては、コンピュータ等のハードウェアの構成、オペレーティングシステム、ネットワーク技術および情報システム(の構築〜運用)、プログラミング等の理解が欠かせません。一般的な利用者の立場であれば、これらの理解はなくても利用だけはできますが、本演習で目指していることは、これらの理解に加えて、「設計・開発・運用・管理者」としての視点でセキュリティ上の課題を捉え、解決する方法等を考えて(そして、実証して)いけるような学生を育成し、その研究成果をもって社会に貢献することです。学部の2年間(とその先の大学院もぜひ!)、一緒に、情報システム全般におけるセキュリティを考えていきましょう。  現在の研究テーマの例:侵入検知システム(検知のための仕組みづくり、分析手法の確立等)、ブラウザ利用時のセキュリティ問題(脆弱性の検出システム、テスト用のデータセットの構築等)、マルウェアの解析手法や対策方法、DoS・DDoS攻撃の検出方法、など。具体的な研究テーマについては、研究室のホームページに掲載している卒業研究等のタイトル一覧を参照してください。 == 3.応募者への課題 == <<募集要項を参照してください>> == 4.教科書 ==  教科書の指定はありません。随時、読んでおくべき論文や参考図書等を例示します。 == 5.参考書 ==  和文、英文を問わず、参考となる図書、最新の研究論文や解説記事などを紹介し、文献調査・勉強会・輪読などを通して、その理解を深めます。 == 6.受講生への要望 ==  ホームページの内容を確認しておいてください。オフィスアワー期間中に研究内容や活動内容・運営方針等を説明することにしています。その出席者の中から選考するので、応募予定の学生諸君は必ず出席し、研究室の方針等を理解した上で応募してください。複数の曜日・時間帯でオフィスアワーを開催しますが、どうしても都合がつかない場合は、メール(taka-k@kansai-u.ac.jp)等で担任者に直接連絡してください。  本演習は、受講生自身の積極性によって成り立っています。能力・知識(コンピュータやネットワーク,セキュリティ,プログラミングなど)のレベルは問いませんが、能力・知識の向上について一生懸命取り組むことのできる学生、取り組んでいることをやり遂げる意志のある学生、やる気のある学生を歓迎します。